テレアポ代行の料金相場は?成果報酬・月額固定・コール課金の違いと、契約前に確認すべき4つの条件
テレアポ代行(電話でのアポイント獲得の外注)を検討するとき、最初に気になるのが料金です。ところが見積もりを並べてみると、「1アポ◯円」「月額◯万円」「1コール◯円」と単位がばらばらで、どれが安いのか比べにくいという声をよく聞きます。
結論:テレアポ代行の料金相場は、成果報酬型で1アポ1〜3.5万円程度、月額固定型で月30〜70万円程度、コール課金型で1コール100〜300円程度です(2026年10月時点・当社調べ)。ただし、固定費の有無・最低契約期間・架電量の保証・改善へのコミットによって実際の支払額と成果は大きく変わるため、単価だけで比べないことが重要です。
この記事では、料金体系ごとの相場と違い、契約前に確認すべき4つの条件、そして「成果報酬」と「固定+成果」のどちらが得になるかの考え方を解説します。
※本記事の相場は、各社の公開料金と比較記事をもとに当社が整理したものです(2026年9〜10月に確認)。個別の見積もりは条件によって変わります。
テレアポ代行の料金体系にはどんな種類がある?
テレアポ代行の料金体系は、主に成果報酬型・月額固定型・コール課金型と、それらを組み合わせた複合型の4つです。違いは「何に対してお金を払うのか」と「成果が出なかったときのリスクを誰が負うのか」にあります。
| 料金体系 | 何に払うか | 向いている会社 | リスクを負う側 |
|---|---|---|---|
| 成果報酬型 | 獲得したアポ1件ごと | まず小さく試したい会社 | 主に代行会社 |
| 月額固定型 | 稼働(人・時間) | 一定の量を継続して任せたい会社 | 主に発注側 |
| コール課金型 | 電話1回ごと | リストが豊富で、量を出したい会社 | 発注側 |
| 複合型(固定+成果) | 一定の架電量+アポ1件ごと | 量と成果の両方を担保したい会社 | 双方で分担 |

同じ「月30万円」でも、成果報酬型なら成果が出た分だけ、月額固定型なら成果に関係なく支払うことになります。まずはこの違いを押さえてから、相場を見ていきましょう。
成果報酬型テレアポ代行の料金相場は?
成果報酬型の相場は、1アポあたり1〜3.5万円程度で、中心は1.5〜3万円前後です。アポの相手が社長・役員などの決裁者に限られる場合は3〜8万円程度まで上がります。1件5,000〜7,000円程度の格安帯もありますが、アポの条件や対象商材が限られることが多いため、条件とセットで確認が必要です。
| アポの相手 | 1アポの相場(目安) |
|---|---|
| 担当者レベル | 1〜3.5万円程度 |
| 決裁者(社長・役員)指定 | 3〜8万円程度 |
成果報酬型でも、初期費用が0〜30万円程度かかることがあります。また、月額の管理費やレポート費が別にかかる契約もあるため、「成果が出たときだけ払う」と思い込まないことが大切です。
月額固定型・コール課金型の料金相場は?
月額固定型は月30〜70万円程度が相場で、最低契約期間は3〜12ヶ月、初期費用は10〜60万円程度が一般的です。インサイドセールスの専任担当者を人月単位で確保する形では、1人あたり月50〜100万円程度になります。
コール課金型は1コール100〜300円程度です。格安のサービスでは1ダイヤル100円前後のものもありますが、受付で終わる電話が多く、担当者と話す品質までは担保されないことが多い点に注意が必要です。初期費用は3〜10万円程度、300件程度からの最低ロットが設定されていることが多いです。
料金体系が違うサービスはどう比べればいい?
料金体系が違うサービスは、1アポあたりの費用に換算して比べるのが基本です。
1アポあたりの費用 = 月の総支払額 ÷ 月のアポ数 月のアポ数 = 架電数 × アポ率
たとえば、1コール200円で月2,000コールかけると月40万円です。アポ率が1%なら月20件で1アポ2万円、アポ率が0.5%なら月10件で1アポ4万円になります(数値は計算の例です)。
このように、コール課金型や月額固定型はアポ率によって1アポあたりの費用が大きく変わります。逆に言えば、自社の商材でのアポ率の見込みが分かれば、どの料金体系が得かを判断できます。
成果報酬型で見落としがちな4つの条件とは?
成果報酬型は、1アポの単価よりも、次の4つの条件で実際の支払額と成果が決まります。
① 成果以外の固定費:初期費用・管理費・レポート費
「成果報酬」をうたっていても、初期費用や月額の管理費、レポート作成費などが別にかかる場合があります。成果がゼロの月にいくら払うことになるかを確認しておきましょう。
② 最低契約期間・最低件数
最低契約期間や、月の最低発注件数が決まっている場合があります。途中でやめたくなったときの条件も確認しておきましょう。
③ 架電量の保証と、月の上限件数
成果報酬型では、月に何件電話するかが約束されていないことが多くあります。代行会社にとっては、アポが取りやすい案件に稼働を寄せるのが合理的なため、商材によっては稼働が不安定になりがちです。あわせて、月の上限件数と、上限を超えた場合の扱いも確認が必要です。
④ 成果が出ないときに、どこまで改善にコミットしてくれるか
成果報酬型は、アポが出ない月は代行会社の売上も立たないため、改善の手間をかけずに稼働を減らすという判断が起きやすい料金体系です。定例ミーティングの頻度、ターゲットやリスト・トークの見直しを誰が担うのか、成果が出るまで一緒に改善してくれるのかを契約前に確認しておきましょう。
成果報酬型が向く会社・向かない会社は?
成果報酬型は、自社の商材でアポがどれくらい取れるか見込みが立たず、まず小さく試したい会社に向いています。成果が出なければ費用がほとんどかからないため、初めて外注する場合の入口として使いやすい料金体系です。
一方で、次のような場合は向きません。
- 社長・役員の指名が必要な商材や、アポが取りにくい商材(引き受けてもらえない、または単価が高くなる)
- 毎月一定の量のアポを継続して確保したい場合(架電量が保証されないことが多い)
- アポの量より、商談の質を重視したい場合(件数を追う設計になりやすい)
「成果報酬」と「固定+成果」はどちらが得?
アポの数が少ないうちは成果報酬型、一定数を超えると「固定+成果」の複合型のほうが総額が安くなります。この切り替わる点(分岐点)は、次の式で計算できます。
分岐点のアポ数 = 複合型の月額固定費 ÷(成果報酬型の1アポ単価 - 複合型の1アポ単価)
たとえば、複合型が「月15万円+1アポ1万円」の場合、成果報酬型との比較は次のようになります。
| 月のアポ数 | 成果報酬型(1アポ2万円) | 成果報酬型(1アポ3万円) | 複合型(月15万円+1アポ1万円) |
|---|---|---|---|
| 5件 | 10万円 | 15万円 | 20万円 |
| 10件 | 20万円 | 30万円 | 25万円 |
| 20件 | 40万円 | 60万円 | 35万円 |
| 30件 | 60万円 | 90万円 | 45万円 |
成果報酬型が1アポ3万円なら月8件、1アポ2万円なら月15件を超えたあたりから、複合型のほうが安くなります(いずれも税別・計算の例です)。

月に何件のアポが出るかは、架電量とアポ率で決まります。つまり、自社の商材のアポ率が分かれば、どちらの料金体系が得かを事前に判断できます。アポ率が分からない段階では、まず短い期間で実際に試して数字を取ることをおすすめします。
AIを使ったテレアポ代行は、料金がどう変わる?
AIを使ったテレアポ代行では、電話をかけて受付とやりとりする部分をAIが担うため、同じ費用でかけられる電話の数が増えます。従来のテレアポでは、架電時間の大半が「担当者が不在」「受付で断られた」といった電話に使われていました。この部分をAIに任せると、人は担当者とつながった電話の会話だけに時間を使えるようになります。
なお、AIで電話をかけるツールを自社で契約して運用する方法もあります。ツールの費用は月4〜13万円程度が目安ですが、担当者につながった電話はいつ来るか分からないため、すぐに対応できる人を社内に待機させる必要があります。その人件費を含めると、月24〜60万円程度になることもあります。
AIテレアポの仕組みはAIテレアポとは?の記事、サービスのタイプ別の選び方はAIテレアポサービスの比較と選び方の記事で詳しく解説しています。
Sales Forge AI Voiceの料金は?
株式会社セールス・フォージの「Sales Forge AI Voice」は、AIが受付突破までを担い、担当者につながった電話だけを当社の専任のプロマーケターが対応する、AI×人のハイブリッド型インサイドセールス代行です。ターゲット設計からトーク設計、運用、データに基づく改善まで当社が伴走します。料金体系は、上で紹介した「固定+成果」の複合型です。
| 項目 | 標準プラン(税別) |
|---|---|
| 月額 | 15万円〜(月2,000コール〜を保証。1コール=1ダイヤル) |
| アポ1件 | 1万円(商談が実施されたもの) |
| 初期費用 | 10万円 |
| 最低契約期間 | 3ヶ月 |
- 通話料・ツール利用料は料金に含まれています
月2,000コールでのアポ率別の支払額は、次のとおりです(税別)。
| アポ率 | アポ数 | 月の支払額 | 1アポあたり |
|---|---|---|---|
| 0.5% | 10件 | 25万円 | 25,000円 |
| 1.0% | 20件 | 35万円 | 17,500円 |
| 2.0% | 40件 | 55万円 | 13,750円 |
現在、先行導入(PoC)を5社限定で受け付けています。期間は3ヶ月で、初期費用10万円は全額免除です。プランは次の2つからお選びいただけます(いずれも税別・適用条件あり)。
- プランA(ハイブリッド型):月10万円で2,000コールを保証+アポ1件1万円
- プランB(完全成果報酬型):アポ1件2万円・固定費0円(担当者レベルでアポが成立する商材が対象。月30件まで)
詳しい条件はSF AI Voiceのページをご覧ください。
自社にはどの料金体系が合うか、どう判断すればいい?
自社に合う料金体系は、次の3つが分かれば判断できます。
- 月に必要なアポ数(営業組織が対応できる商談の数)
- 自社の商材のアポ率の見込み(担当者レベルか、決裁者指定か)
- 社内で対応できる範囲(リストの用意、つながった電話への対応、トークの改善を誰がやるか)
とはいえ、アポ率の見込みは、実際にかけてみないと分からないことがほとんどです。見積もりの単価だけで決めず、1アポあたりの費用に換算して比べること、代行会社がどこまで改善にコミットしてくれるかを確かめること、そして短い期間で試して数字を取ることが、失敗しない外注の近道です。
セールス・フォージでは、商材・ターゲット・リストの状況をお聞きしたうえで、どの料金体系なら費用対効果が合うかの試算をお出ししています。テレアポ代行やAIを使ったアポ獲得をご検討中でしたら、お問い合わせから30分のご相談をお申し込みください。サービスの全体像はサービスページでもご覧いただけます。
よくあるご質問
Q.成果報酬型のテレアポ代行に初期費用はかかりますか?+
会社によって異なります。初期費用0円の会社もあれば、0〜30万円程度の初期費用や、月額の管理費・レポート費が別途かかる会社もあります。「成果報酬」という名前だけで判断せず、成果以外に発生する費用の有無を契約前に確認してください。
Q.成果報酬型と固定費のある料金体系、最初に試すならどちらがいいですか?+
自社の商材でどれくらいアポが取れるか見込みが立たないうちは、成果報酬型や、固定費が小さいプランから始めるとリスクを抑えられます。数字が見えてきたら、架電量が保証される固定+成果の料金体系に切り替えると、量と成果を安定させやすくなります。
Q.成果報酬型でも、改善の提案はしてもらえますか?+
会社によって異なります。成果報酬型は件数を追う設計になりやすいため、定例ミーティングの頻度や、ターゲット・リスト・トークの見直しを誰が担うのかを契約前に確認しておくと安心です。
Q.成果報酬型はどんな商材でも依頼できますか?+
代行会社がリスクを負う料金体系のため、アポが取りにくい商材や、社長・役員の指名が必要な商材は、引き受けてもらえなかったり単価が高くなったりすることがあります。商材によっては、固定費と成果報酬を組み合わせた料金体系のほうが合う場合もあります。
Q.テレアポ代行の費用を抑えるコツはありますか?+
1アポの単価の安さより、ターゲットとリストの精度を上げてアポ率を高めることが、1アポあたりの総コストを下げる近道です。あわせて、料金体系の違う見積もりは1アポあたりの費用に換算して比べることが大切です。
最終更新: 2026.10.13
